外貨預金の税金

外貨預金で「所得」が発生した場合、その所得に対しては税金がかかります。外貨預金・外貨定期預金で発生する税金は大きく「利子・利息」に対する税金と「為替差益」に対する税金という二つの税金があります。ここでは、外貨預金投資をするうえで押さえておきたい税金の基本を解説します。

利子・利息に対する税金

外貨預金にお金を預けることで得られる利子や利息に対して税金がかかります。これは円預金の場合と同様に、源泉分離課税という方式が取られます。

源泉分離課税というのは、銀行があらかじめ税金分を自動的に利子や利息から差し引いてくれる方法です。そのため、銀行から受け取る外貨預金の利子・利息からは税金である20%分が自動的に差し引かれて入金されます。この所得に関しては、源泉徴収されたことで自動的に課税関係が終了されるため、確定申告等をする必要はありません。

 

為替差益に対する税金

外貨預金を1ドル80円であずけて、その後1ドル90円で円に戻したら、1ドルあたり10円の所得が生じます。これを「為替差益」といいます。(逆に損が出ることを為替差損といいます)

この為替差益と為替差損を1年分合算してプラスの方は「雑所得」として確定申告および納税が必要となります。

ただし、下記の条件を満たす場合は申告不要です。ただし、住宅ローン控除や医療費控除などで確定申告を行う場合は申告する必要があります。
・サラリーマン(給与所得者)で年間20万円以下の雑所得しかない方
・他の所得と合計して年間32万円未満の方

為替差益の税率は総合課税の対象となりますので、所得に応じて変わってきます。税率は15~50%までです。所得の額が大きくなるほど税率も高くなります。

ちなみに、外貨MMF投資の場合「為替差益は非課税」、FX取引(外国為替証拠金取引)の場合は一律20%(FX取引と税金)となっています。外貨預金はこれらと比較するとちょっと不利ですね。。。

 

※外貨預金の税金に関しては2012年2月現在のデータを基に掲載しております。税制は変更されることがあります。また、申告や納税についてのご相談は最寄りの税務署や税の専門家である税理士にご相談ください。

注意事項・免責
当サイトでは、外貨預金や外貨投資に関する情報を掲載しておりますが、特定国の通貨投資を推奨するものではありません。外貨預金は為替リスクのある投資商品です。運用によっては元本を下回ることもあります。
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